2014年8月25日月曜日

臼庭潤3回忌追悼ライブ

1日目無事終了

1993年頃初めて潤に誘われて潤のバンドに入った頃演奏した曲、僕が結成した自身のサックストリオ時代に演奏した曲、潤の好きだったロリンズの曲等・・・。追悼するには申し分ない選曲だと思いま
す。

潤の曲を久しぶり(もう20年ぶりくらい)に演奏したけど、懐かしかったな。本当はOUT OF THE STEPって言う曲やりたかったんだけど残念ながら譜面が見つからなかった。この曲は潤のバンドで必ず1曲目に演奏したGO GO(懐かしい)見たいな曲なんだけど、気に入ってた。

潤・・・I MISS YOU

1セット

. FOUR IN ONE (THELONIOUS MONK)
. THE SONG OF THE JET (A.C.JOBIN)
. SKIP WALK (JUN USUBA)
. MESSAGE (JUN USUBA)
. BLUES CONNOTATION (O.C.)

2セット

. PENNY SAVED (SONNY ROLLINS)
. YOU'RE MY EVERYTHING
. ELLEN DAVID (CHARLIE HADEN)
. ANTI CALYPSO (ROLAND PRINCE)

ENCORE
. SONNYMOON FOR TWO (SONNY ROLLINS)


おっと、ここでレイジーのマスター吉田さんのコメントが面白かったので、ここに抜粋します。
勝手に(笑)

*******************************

三周忌

明日は臼庭の命日だ。いまだに色々と考えてしまうがなぜと考えるのはもう辞めた。事実とは違うのかもしれないが僕なりの物語を作って臼庭の死を受け入れている。心の決めたことがある。心が弱っている人がいたら万難を排して話を聞こうと思っている。職業柄そういう機会が多い。気が済むまで話してもらうとそこにその関係性でしか立ち上がってこない物語みたいなものが見えてくる時がある。そういう時、人は安心する。
幸い臼庭の音源はlazyにかなり残っている。その中でも5周年記念のライブは聴きなおすことが多い。lazyの数あるライブの中でも最高の演奏のひとつだ。メンバーの内臼庭とセシルは鬼籍に入り津村と田中朋子は病と闘っている。元気なのは米木だけになってしまった。このメンバーでCDを作る話もしていたので残念だ。
今週末追悼ライブをやる。湿っぽくはならないと思う。なにせ本田珠也のトリオだ。天国への階段も揺るがす怒涛のバスドラで臼庭の魂を目覚めさせてほしい。先週珠也に航空券を送った。事務的なことのほかに「今からわくわくしてます」と期待感を書いた。返事が来た。事務手続き了解の主旨の他に駄洒落らしきことが書いてあった。
「わくわくわく・・ここ・・なっつー」
僕は4日間考えているが意味がわからない。
僕は珠也に冗談や駄洒落を言うことはない。もうドアを蹴破られたくないし、臼庭からも「あいつは、日本で一番洒落もわからない人間だから・・・」ときつく言われている。
珠也も人が変わったのだろうか。もし先の駄洒落らしきものの意味がわかる方がいればご連絡ください。

臼庭追悼駄洒落
すべてはここから始まった!
東大モトクロス()
京大ザンギ()

*******************************


そして臼庭潤3回忌追悼ライブ

無事終了

潤はもう既に自分のバンドを持っていたんだけど、僕はまだオヤジのところでジャズの修行というか、まだ右も左もわからずとにかくジャズを見よう見まねでやっていた。

そんなころ潤から俺バンドに参加してくれないか?と誘いがあった。

当時オヤジの修行の身であった僕を、オヤジはあまり、というか自分が教育(?)するつもりだったのか、オヤジは僕が人との共演するのを拒んでいたみたいだったようだ。

潤が恐る恐るオヤジに「珠也を自分のバンドに誘っていいか?」って伺ったらしんだけど、オヤジは一言。

「勝手にしろよ」

で、潤から誘われてたしか西荻で2人で吞んでいたんだけど、潤が「珠也、俺のバンドやってくれない?」っていうもんだから、僕は(なんて仰々しいいかたしないけど)潤と親友だと思ってたから、僕すかさず「当たり前だろ!一緒にやろうぜ!」と即答。

意気投合した2人はその足でアケタに出向き、島田さんにスケジュールを聞いてその数ヶ月後にアケタに出演したんだよな。

臼庭潤、永塚博之、本田珠也の3人だった。

そのあとピアノの吉澤はじめが参加してカルテットになってしばらく活動したんだ。

それが母体となった潤のJAZZ ROOTSに繋がって行くんだけどね。

とにかく潤とはよく遊んだな。演奏も自由奔放だった。
やりたいこともいっぱいやった。ピットインの昼とかで。
喧嘩もした。

潤、写真ネットで見つけたよ。
あのアケタのデュオの写真。










録音してるね。島田さん持ってるのかな・・・。聴いてみたい。

いつか世にでたらいいね。潤。

またな。


本田珠也


2014年8月14日木曜日

THIS IS HONDA! 本田竹広 生誕69年 ライブ

今年、もし存命であれば本田竹広は69歳。

8月20日(水曜)桜木町ドルフィーにて恒例になった本田竹広追悼シリーズの一環。
「本田竹広生誕69年ライブ」が行われる。



オヤジは60歳で亡くなったので、(口癖のようにつく言葉だけど)早いものでもう9年になるんだな。あの自室で発見してから。

自分の中では風化させないように努力してきた。

話は変わって、オヤジの事を書こうと思って考えてたんだけど、パッと思いついたのが「風呂」。そう風呂。オヤジはね、風呂が嫌いだったんだ。

何故だか、生前に聞いておけばよかったね。
僕が幼少の頃に家族であの小さ〜い風呂に4人で入った時と、オヤジと兄と3人で三宅島に行った時(その三宅島に行った時は確か、高円寺の阿波踊りのお祭りの時。ネイティヴ・サンが高円寺南口の噴水前の特設ステージで演奏した後に竹橋まで行った記憶がある)に、それも小さ〜い、なんかドラム缶みたいな風呂に入ったのを見た。

たったその2回だよ。2回。
もしかしたら風呂嫌いな人は一生風呂に入らないのかな。

確か僕が12才頃だったと思うんだけど、それから亡くなるまで、一度も風呂に入ったのを目撃したことはなかった。海に入る事はあっても絶対に温泉なんかには浸からなかった。

僕は温泉大好きだけど。

ということで、と、どういうことだか。

つまり8月20日です。水曜日です。

桜木町から日ノ出町駅に向かって、その時左側を歩く。7分14秒くらい歩くと左側に古びた靴屋が見える。おもむろにその信号を直角に左折。
最初の交差点でよそ見して左を見ると美味しい中華屋さん「萬福」が見える。
で、更に18秒くらい歩くと左側の一階に、見るからに如何わしい韓国エステがある。
その横に茶色い古びた階段を21段上がると頂上手前の右側に独房入り口みたいなドアが現れる。そこがドルフィー。

そのドルフィーで「本田竹広生誕69年ライブ」が行われる。

峰厚介(ts)橋本信二(g)板橋文夫(p)米木康志(b)本田珠也(ds)

前売り3500円 当日3800円

開場:18時30分 開演:19:30分

気心知れたメンバーでオヤジをハデに偲びます。

また当日には記念してスペシャルアイテムを用意していますよ!

これ!



              THIS IS HONDA T-Shirts!!!


多くの皆様のお越しをお待ちしております!


珠也